今シーズンの横浜は、昨年と比べて大きな違いがある。それは、ダークホースであるか、優勝候補であるか、だ。昨シーズン、ダークホースと称された彼らは前半戦こそ苦しんだが、後半戦は調子をあげて優勝争いを混沌とさせた。昨シーズン、低迷期にもメンバーを固定してきたことは今シーズンに生きている。練習試合ではN1のチームを相手に、個々の能力では劣りながらも、組織力では見劣りしない動きを見せた。そして、プレシーズンではFC横浜相手に2-2のドロー。互角の試合を見せてサポーターに期待を持たせた。監督は、『優勝以外狙ってない。そういう仕事だから。』と強気。彼のチーム作りがこのチームに何をもたらしたのか、シーズンが終わった時、それが分かるはずだ。
そして迎えたシーズン開幕戦。今年も、アウェイスタート。選手たちも、緊張していた。やはり、この緊張に慣れる日は来ないのか・・・
アウェイながら、サポーターが大挙して押し寄せた!!
前半は、こう着状態。相手にペースを握られていた。
しかし、後半開始10分。きみしまがドリブルでDFを2人かわしてシュート!!これがゴールネットを揺らして先制!!!
さらに、いしのが相手のパスをカットすると、スルーパス!!これに反応したはぎわらのミドルで追加点を奪う!!!
そして、試合終了!!昨シーズンとは打って変わって、開幕戦で勝ち星を手にした!!
しかし、相手にシュートを多く打たれてしまったことは反省点。守備をしっかりしないと・・・
他会場の結果。ステップから降格してきて、優勝候補のミサトはまさかの黒星スタート。新町ルドルフは、赤石ミラクルに大勝。何があった・・・
そして2戦目、ホームでミサトFCと対戦。ところで、下に書いてあるACTの結果が非常に気になる。5-0・・・
2連勝で勢いに乗りたいこの試合。ホーム・保土ヶ谷にはサポーターが大挙して押し寄せた。
前半、相手にかき乱されながらもスルーパスに反応したはぎわらが先制点をもぎ取る!!
サポーターも大喜び!!ここからペースを握っていきたかったが・・・
しかし、リードしていたのは5分ほど。前半のうちに追いつかれる・・・
そして、焦ってディフェンスラインが崩れてしまったところを突かれて3失点。勝負を決められてしまった・・・
終盤は、3-4-3で攻めるも、結局試合は終了。開幕2戦を1勝1引き分けでスタートした。
―こんなことで大丈夫?スーパーキノピオのサッカー
スーパーキノピオ監督の采配はいつも同じようなものばかり。同じような選手交代に同じような戦術変更。70分ごろの時点で負けや、引き分けているときに3-4-3 を使うのはもはや恒例。昨シーズンは、ほぼそれが続いていた。結果、3-4-3で戦いとおした試合の方が勝っていたし、内容もよかった。普通に3-4-3で戦えば勝てるというのに、それをしない。監督は『ブレない』サッカーじゃない。ただ、頑固なだけだ。
試合後の地元新聞に現れた辛辣な言葉。
開幕前の期待とは一変。彼等の手のひらを返させるためにも、今年は必ず上に上がる!!この記事を『間違っている』と胸を張るには勝つしかない・・・そう心に決めた。